矢田寺・松尾寺ハイキング


近鉄・南生駒駅から歩き始めて、矢田寺でアジサイの花を愛で(満開には早かった)、
松尾寺でバラの花の香りに包まれ(バラ園のバラ祭りが最終日だった)、
平群駅までの13kmを、町を通り山を越えて一日を歩き切った。


休憩を兼ねて弘法大師堂でお参りした。


「邪馬台国想定地」の案内板がある所を通り過ぎた。


休憩を兼ねて東明寺でお参りした。


葉の形がおもしろいツバキの木の「金魚葉椿」あるいは「錦魚葉椿」。
葉の先が下へ曲がって金魚の尾のように分かれている。
普通は3裂だそうだが、この日見たのは5裂も6裂もしていた。


おびただしい数のユキノシタが群生していた。
ユキノシタの花も近寄ってみるとおもしろい形をしている。


アジサイの花で有名な矢田寺。
以前来た時にはこの参道の両側に色とりどりのアジサイの花が咲き誇っていたが、
今年は花の開花が遅れていて、この日は青色のが咲いている程度だった。


「味噌なめ地蔵」もアジサイの花に囲まれて満足そう。


花も葉もアジサイとは思えないようなカシワバアジサイ。


日本最古の厄除霊場である松尾寺の三重塔。
右側の大岩は古代遺跡の「神霊石の大岩」。
太古の人々が神仏の化身と思い天を拝したとか。


松尾寺はバラ園のバラ祭りが最終日だったが、満開できれいだった。
近年バラも種類が増えて、とてもバラとは思えないような花も多かった。


この日は、ハイキング用のメインルートではないルートを歩いたせいか、
何ヶ所かでどちらへ行って良いか分らない分岐点に出くわして、
その度に地図を出しては右だ左だと検討することになった。
このような整備された広い道路でも案内板がないのである。
上の道を行くべきか下の道を行くべきか迷った末に、
しばらく行ってから引き返したこともある。


奈良の伝統的な家の造りとか。
奥行きのある門の天井には2本から3本の柱が前後に突き出ている。
門のこの広い奥行きは部屋があるのではないかと思われる。


これは伝統的ではないのだろうが(^^;)、竹林の中に捨てられていた車。
捨てるといっても、人が歩く細い山道を一体どうやって車を運んだのか??



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