びわこ箱館山ゆり園



琵琶湖の北西方面にある箱館山は冬はスキー客で賑わうが、
夏のこの時期は標高600mの山頂一面に咲くユリの花を楽しめる。


いろいろな50種類の色とりどりの200万輪ものユリの花が咲き誇る。


このように同じ種類同じ色のユリばかりが集まっている所もあれば、
黄色と白色とか、赤色と白色とか2色で形作っている所もある。
また、混色の色とりどりのユリの花を配している場所もある。

以上が、この日見た中でよく咲いていたと思われる一帯の様子だ。


咲き乱れるユリの花越しに琵琶湖が見えるというのもここの売りのようだが、
今年は花の数が少ないことを書いた断りの紙が入り口窓口に貼られていた。
原因は、梅雨明け直前に何日間も続いたあの豪雨のせいだ。
強風と豪雨で倒れたり傷ついたりしたユリが多かったからだ。
写真で見たあの咲き乱れるたくさんのユリの花はどこへやら。


写真上部散策路に囲まれたあの場所には、扇骨をイメージしたデザインでそれぞれの扇形には
赤・白・ピンク・黄色・オレンジの5色のカラフルなユリの花で埋められているはずだ。
確かに5色が扇形に色分けされていることは分かったが、花が少ないために目立たなくて、
この位置からも5色が鮮やかに見えるはずなのに、この日ここからは色が見えなかった。


数を頼みの咲き乱れるユリの花は見られなかったが、
個々のユリの花を見れば、それぞれに美しく咲いていた。


異常な猛暑続きのこの日、訪れる人は少ないだろうとの予想は外れ、
しかも、念のためと土日を避けて平日に行ったにもかかわらず、
観光バスまで何台も来ていて、大変な数の観光客には驚いた。

そうです、標高600mの頂上までは歩いて登るのではなく、
ゴンドラで頂上まで手軽に行けるのです。
8人乗りゴンドラで駐車場より約8分で山頂ゆり園まで行ける。



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