天橋立までドライブ



南北に長い京都府内を縦貫する京都縦貫自動車道が去年夏に全線開通となり、
我が家から2時間程で行けるようになったと聞いて天橋立まで車で行ってきた。
天橋立へは何回か行ったことがあるが、今回は後期高齢者になった夫の運転で。
我が車には新しいナビは入ってなくて、新たに開通した部分は空を飛んでいた。


モノレールで上がって、天橋立ビューランドから天橋立を眺めた。

昔行った時にもやったが、あの有名な股のぞきを又やってみた。
ただし、今回はカメラを持って写真を撮るというおまけ付きで。


そこで、股のぞきしながら撮った写真がこれです。
普通に撮ったのを180度回転した訳ではありません。


そして、普通に撮った写真がこれです。


天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれている天橋立の眺め。
眼下に見える文殊堂から対岸に延びる白砂青松の天橋立を眺めることができる。


モノレールで下りて、その天橋立の白砂青松を歩いた。


天橋立では、根があまり育たないまま幹だけが高く育ってしまい、
バランスの悪い倒れやすい状態になっているようで、
このような松があちこちで見られた。


もう少し松の話題を続けて、ユニークな松の登場です。
「智恵の松」という名前の松は、1本が二股になっていて、
「3人寄れば文殊の知恵」から引用されているとか。


その智恵を授かる文殊さんとして有名な智恩寺の山門と文殊堂の写真は、
「日帰りバスツアー」(こちら)で載せているので、今回は割愛する。
その代わりに、松の木で何がヒラヒラ揺れているのかと思ったら、
たくさんの珍しい扇子の形をしたおみくじが松の木に結ばれていた。


これは、文殊地区と天橋立を結ぶ橋で、船が運河を通る度に90度回る。
この珍しい天橋立の廻旋橋については、上記「日帰りバスツアー」では、
ツアーなので橋が動くのを待つ時間はなく、真ん中で橋が切れている写真と、
橋の下の回転する仕掛けを撮って我慢我慢、と書いてお茶を濁していた。

今回は勿論、動く時間を尋ねて30分後だと教えてもらった。
しかも、船が通らなくてもその時間には確実に動くと聞いて、
そうか、観光客用に動かしてくれるのかと近くを散策しながら待った。


いよいよ、橋の両側では通行止めにして、橋が動き始めた。
動く方の橋の上には、監督のためか係りの人が立っている。
この段階で、あちら側の橋は90度回転したことになる。


別角度から撮るために、急いで橋から下へ下りて行った。
あちら側へはもう渡れないから、こちら側で橋の両側から撮った。


船は橋が動いた間に通る訳だが、この時に通る船はなく、
夕方で観光客も少なく、間もなく橋は元に戻り始めた。

昔は回転軸にハンドルを着けて人力で回したそうだが、
その後、電動化されて、今は電動式になっている。


翌日は、対岸まで車で行き、ケーブルカーで上がり、
傘松公園を散策して、天橋立を対岸から眺めた。


ここでも、しつこく、股のぞきしながら撮った写真を。

ここが「股のぞき発祥の地」だそうで、
股の下から逆さまに天橋立をのぞくと、
天空に1本の橋が架かっているかのように見える。


そして、ここでも、普通に撮った写真も。


最後は、「徳利いか」です。
イカを干して、膨らませている様子をニュースで見て、
ぜひその光景をこの目で見て写真に撮りたいと思った。

宮津市の鞍岡商店という名前をネットで探して、
ネットの地図で場所を確認して、車で出かけた。
が、近辺で3度も尋ねたのに見つけられず、
やっと見つけた店(工場?)には誰も居なかった。
近辺の人がテレビの取材があった時の様子を話してくれた。

そこで、これは土産物屋で買ってきた徳利いか。
お酒を入れて、イカの味が溶け出した旨い酒を
何度か味わった後は、最後は炙って食べた。
今度は逆にお酒の味がイカに移り、違った味わいのスルメだった。




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