植物園のミズヤシ


「話題に事欠いたら植物園が一番!という訳でもないが」と書いて、
去年2023年10月に「植物園のギンモクセイ」を載せた(こちら)。
その前の6月には「久しぶりの植物園」(こちら)で、過去のまとめを書いた。

今回は、「ミズヤシ」の花が咲いたというので見に行ってきた。
世界でも栽培例はほとんどないということで、
国内で栽培されているのはここだけだそうだ。
ミズヤシという名前も知らなかったが、それで納得。


京都府立植物園では、24年前から温室で育てているとか。
その「ミズヤシ」が1月20日に初めて花を咲かせたと聞いた。


葉の間にススキの穂のような花をつけているようだが、
遠くて、小さな1つ1つの花まではよく見えなかった。
もしかしたら、花はすでに終わっていたのかもしれない。

「花の見頃は初めてなので分からない」と書かれていたのは、
植物園の正直な見方なのだろうに、ニュースで聞いた時には、
2月下旬頃までは見ることができるということだったので、
都合をつけて、2月16日に見に行ったのだが、遅かったか。

そこで、ついでに、温室内の花々をいくつか撮ってみた。


ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)。
極楽鳥のような派手な花姿をしている。


そのものずばりの名前のベニヒモノキ。


センナリバナナに花が咲いている!と思ったが、
これは、淡い紫色なので、苞葉だろうか。


ハイビスカスはお馴染みだが、これはブルーハイビスカス。


温室ではいつも引き寄せられる奇想天外なアリストロキア。


これは、名前が奇想天外な「キソウテンガイ」。


温室の外では、花の少ないこの時期に咲いていたスノードロップ。


でも、季節柄、セツブンソウで終わるのが良いでしょうか。

這いつくばって写真を撮っているグループに近寄って見ると、
セツブンソウが咲いていて、私も写真を撮らせてもらった。


いえ、やはり、最後はこの季節は梅の花で終わるのが良いでしょう。


戻る   目次へ