白馬五竜高山植物園



今回は、久しぶりにツアーに入って行ってきた。
交通の便が悪くて、個人では不便だからだ。

梅雨の時期でもあり、出かける前は雨の予報だった。
それが、1日目は青空さえ見える時間帯があった。
2日目と3日目はさすがに少し降られたが、
結局、持参した上下セパレートの雨合羽は不要だった。


日本百名山の1つである五竜岳への登山ルートの
スタート地点に広がるのが「白馬五竜高山植物園」。

この時期一番見たかったのが、ヒマラヤの青いケシ。
ヒマラヤの標高4000mに自生する幻の花だとか。

ちなみに、青いケシには麻薬の成分は無く、栽培可能とのこと。


メコノプシス・カンブリカという名前の黄色いケシ?


ケシに似ているが、ノモカリス・フォレスティ。
花の内側を覗いて見ると、豹紋がある。


次はやはり、エーデルワイスでしょうか。
ウスユキソウではなくエーデルワイスだとか。

昔、スイスの山でエーデルワイスを見たことがある。
日本では、北海道や木曽駒ケ岳でウスユキソウを見た。
どこが違うかと問われても、自分では区別はできない。

しかし、どちらでも良い。ロマンティックな感慨に浸れるなら。



その次はやはり、コマクサでしょうか。
白色のコマクサまでが咲いていた。

麦草峠・雨池・坪庭(こちら)や木曽駒ケ岳(こちら)で見たコマクサと、
下で載せるクロユリもヒオウギアヤメも、ここのはとても花が小さかった。
千畳敷カールでのクロユリ(こちら)、尾瀬沼でのヒオウギアヤメ(こちら)。

当然、どうしてだろうとの疑問がわく。 当然、園の人に尋ねました。
人の手で植えたもので、肥料をたくさんやれば大きくなるかもしれないが、
ここでの環境が完全には合ってないせいもあるかもしれないとのことだった。





霧に霞むニッコウキスゲ咲く木道を歩きながら、
高山植物の花をもう少し入れて終わりましょう。

先ずは、イブキジャコウソウ。

次に、シコタンソウ。

その次は、イワベンケイ。

オタカラコウ
オオバミゾホオズキ
ウサギギク

ミヤマハンショウヅル
シラネアオイ
ハクサンフウロ

タニウツギ
ウラジロヨウラク
ポリゴナム・アフィネ(ヒマラヤトラノオ)

オニアザミ
 
クルマユリ  根元の葉が輪になって生えている

  
花が終わって果穂になり綿毛になる前のチングルマ

さて、最後は「ミヤマクワガタ」。


「ミヤマクワガタ」で検索すると、昆虫の「ミヤマクワガタ」が出る。
でも、あのクワガタ虫ではなく、れっきとした花の名前である。


白馬八方尾根へ続く



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