浜名湖花博


浜名湖花博の数知れない花の話題の中から選ぶのは至難の業だが、
「Mizuの部屋」らしい話題だけをいくつか拾ってみよう。


花づつみ。
遠くからでもすぐに富士山と分かる山と波を
表現しているのがすべて花で出来ているのは圧巻。


百種接分菊。
一つの台木に百種の菊を接ぎ分けている、
とは信じがたいが、確かに一つの台木しかない。


ジェラシック・ツリー。
植物界における20世紀最大の発見と言われている。
ナンヨウスギ科の植物で、世界最古の種子植物の一つ。
オーストラリアで発見され、野生では100本しか確認されていないとか。
恐竜全盛期のジュラ紀の1億5千万年前から生存していた生きた化石。


遠くからはこれがサボテンとは分からないが、
近づいて見ると、これ全〜部サボテン。
写真には写しきれなかったが、
この波打つサボテンの集まりが幾重にも続く。


特異な形態と生態をもつ多肉植物。
外皮は硬そうに見えるが、触ってみるとプヨプヨしていた。
内側は水分をたくさん含んでいるようだ。


秋から冬にかけて花が咲き、
その後で真ん中から新しい体ができる。
それが、脱皮するように見える。
まるで石ころのようでもあり、石ころ草とも呼ばれる。

     

左は、松の写真を逆さにしたのではありません。
しだれ松です。
右は、珍しい竹の花が咲いて枯れた跡です。
竹の花が咲いているところを見たかった。


1本の姫りんごの木の枝を両側へ這わして
垣根にしていたのは愛らしかった。


姫りんごを取る人はいないだろうが、
大きなりんごは取られる心配があるのだろうか。
「リンゴをとらないでください」と書かれたのを撮った。(^^;)


京都の植物園で咲いたバオバブの花は写真にとって載せたが(
ここ)、
京都では温室の中で咲いていたのに、ここでは地植えだった。
今回はバオバブの木よりも枯れたバオバブの木株に驚いた。
後ろに写っている人の頭と比べると大きさが分かるでしょうか。
右下の写真はその木株の上から覗いたもの。
朽ちてへこんできて、中身が落ちていっているようだ。

さて、やはり花の写真もいくつか登場させましょう。


ブルーファンフラワー
花びらが半円形に開いておもしろい

四角豆
豆の形が四角でおもしろい


アメリカフヨウ
鮮明な赤色、巨大な花が驚き

オオオニバスの花と花芽と葉の芽
葉の芽は最初から内側に巻いている



さてさて、これにはおもしろい話があります。
「変化朝顔(変わり朝顔)」という朝顔があるそうですが、
行った時には本物はなく映像でしか見られませんでした。
どんな朝顔かというと、この写真のように細い線の花びらなのです。
友人がこの朝顔を見た時「あ、これは変わり朝顔だ!」と叫んだそうです。
得意げに他の人にも「これが変わり朝顔だ」と宣伝したとか(?)。
が、しかし、よくよく見ると(よくよく見て下さい!)、
これは、虫が食った後だったのです。
硬い芯のところだけ食べ残しているのです。


はい、お粗末さまでした。
たくさんの写真でお疲れお疲れ。どなたさまもご休憩下さい。


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