平安神宮・神苑の花



平安神宮については、あまりにも有名なために、あまり書かなかったことに気が付いた。
調べると、8年前(2015年)に「雪の平安神宮へ初詣」(こちら)と、
その前は、23年前(2000年)の「平安神宮の紅しだれコンサート」(こちら)。
23年前といえば、インターネットとは何ぞやというような初期の頃で、
ホームページも見よう見まねで書き始めた頃で、入れた写真は1枚のみ。


白虎楼・西歩廊が目立つ大極殿(外拝殿)の西側が神苑の入り口。
今年の神苑無料公開は6月13日だが、その日は混雑するので、
わざとその日を避けて、少し早目に花しょうぶを見に出かけた。


こうして地図で見ても、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑、などとあり、
どれだけ広い庭かと驚くが、人も少なくてゆっくり散策を楽しむことができた。


西神苑の花しょうぶの花はあちこちで咲いてはいたが、
早目に出かけたら、やはり、花菖蒲の見頃には早かった。


その代わり、中神苑の睡蓮は見頃だった。


サツキとショウブとスイレンの競演もきれいだった。
が、それぞれがそれぞれの場所で咲いていて、
なかなか競演という場面は撮れなかった。


左端の、黄色の花の群落は何だろうと思ったら、
珍しい河骨(コウホネ)だとか。 初めて見たような。
これは萼だろうか、こんな華やかな色合いのも咲いていた。


臥龍橋。 龍が臥す姿を象徴することから名付けられたそうだ。
使用された石材は、豊臣秀吉が造営した三条・五条大橋の橋脚だとか。


スイレンとサツキはお互いを引き立てている。


東神苑の泰平閣(橋殿)と尚美館(貴賓館)。
角度によって違う様子にも見えるので、
両方を入れた写真と、それぞれの写真を。


木の緑とほんのり赤い色が池に映えてきれいだ。


ほんのり赤いと言えば、ほんのりとは言えない、
これは、秋の紅葉かと見紛うような赤いモミジ。


最後は、最後にふさわしいかどうか?
南神苑の京都市交通局2号電車(チンチン電車)。
明治44年に製造された現存する国内最古の路面電車。
平安神宮創建とも深い関係があることから、
京都市より払い下げを受け、記念として保存している、
と、説明板には書かれていた。




戻る   目次へ