岩国城



左端に見えているロープウエーで上がり、
右端に見えている岩国城までを歩いた。
緑の山頂にそびえる白亜の天守が美しい。


山頂駅でロープウェーを下りてから岩国城までを歩いたが、
木立の中を森林浴をしながら気持ち良く歩くことができた。


錦川を天然の外堀にした山城で、
いろんな場所でいろんな角度から眺めた。


天守へ上がり、天守から眺めた錦帯橋辺りの様子。
天守閣は展望台になっていて、岩国市街を眺められる。
天守閣からは「錦帯橋(こちら)」で書いた吉香公園や、
岩国航空基地、岩国錦帯橋空港なども見えるそうだが、
瀬戸内海の島々や四国、宮島までも一望できるとか。

錦川にはたくさんの橋が架かっているが、
錦帯橋はやはり一段と目立っている。


お城からの帰りも、別ルートの深い木立の中を歩いて戻った。

さて、
「錦帯橋」(こちら)では、シロヘビの話題で終わったので、
「岩国城」では、最後は、石人形の話題で終わりましょう。


石人形は人が作ったものではなく、錦帯橋が架かっている錦川の、
川の中の石に付いているのを見つけたものだそうだ。

ニンギョウ・トビケラという昆虫が、幼虫の時に、
川底の小石や砂を集めて造ることが解っていて、
川の中の石に付く性質があるので、錦帯橋の石垣や、
敷石で採れるのだそうだ。

石に付いている約2cm位の小さな石のかたまりで、
その形が人形のように見えるので、石人形と言われているとか。

事故・災害・厄除けなどのお守りとして利用されるようになり、
七福神やお地蔵様、仏像などに見立てられているそうだ。



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