満開の岩代大梅林


「岩代大梅林」と「大」の字を入れて宣伝している割には、
ポスターは「パンダのついでで、いいんです。」と控え目。

「パンダ」とは、南紀白浜アドベンチャーワールドのパンダのことを指していて、
観光地の白浜に行くついでに、岩代の梅林も見に来てほしいという意味だろうか。
大阪方面からは、みなべ町は、白浜まで行く途中で寄れる場所にあるからである。


2日目は、山を切り開いて作った岩代大梅林を歩いた。
南部梅林と比べて、畑の梅の花は絨毯を敷き詰めたよう。

快晴の前日に比べ、この日は曇り空で、写りが悪い。


近づいて上から全体を撮れる場所は少ない。


いくつかの区画は「開放園」となっていて、中へ入れる。


中へ入って近くで見ると、枝ぶりというか幹ぶりがおもしろい。


規則正しく並んでいる梅の木の間に、若い木があるのを見つけた。
周りの古い木が寿命を終える時のために、新しい木を植えているのか。


列の両側から枝を伸ばして花のトンネルのようになっているのもあった。


「開放園」では、下草もきれいに刈り取られていたが、
開放園でないここはどうしたことだろう?草ぼうぼうだった。

 
果実採取のための一重の白い梅の花ばかりだ。
 


さて、話題変わって次は、マンホールの絵。


さすがに、梅の花と梅の実の汚水マンホール。


あれ? これは、亀の絵。
時間がなくて行けなかったが、下の海岸ではなく、
「千里の浜」にはアカウミガメが産卵に来るそうだ。


海岸に何がプツプツあるのだろうと思ったら、カモメだった。


大きな波が打ち寄せると、一斉に飛び立つ。
急いでシャッターを切ったら、ちと早過ぎた。


一斉に飛び立つところを撮ろうと、しばらく待ったが、
波に慣れてきたのか、すぐ近くまで打ち寄せても飛ばない。

鳥を撮りに来たのではなく、梅を撮りに来たのだから、と、
順番が逆になったが、この後で梅林の方へ行く予定で、
一斉に飛び立つ写真は、この程度で諦めた。



JR南部駅に飾ってある梅干しの種を使ったこの作品は、
みなべ町内の小学生達の手で作成されたようだ。

こんなにたくさんの梅干しを食べたのかと考えただけで、
口の中が、おぉー、酸っぱーい。


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