城崎にて





城崎はやはり「城崎にて」で始めたいものです。
が、実のところ、城崎へはカニを食べに行きました。
そしても一つ、温泉に入りに行きました。


城崎には7つの外湯があります。
さとの湯、一の湯、御所湯、まんだら湯、地蔵湯、鴻の湯、柳湯。
全部の写真を撮ってきましたが、ここでは3つだけ載せます。
城崎ではこれらの外湯のはしごをして外湯めぐりをします。
旅館に泊まって、旅館の浴衣を着て旅館の下駄を履いて回ります。
我々も泊まったホテルで入浴券をもらって出かけました。
入浴券は何枚でももらえますので、いくつでも入れますが、
我々は3つの外湯を回って入っただけで十分でした。
泊まったホテルで露天風呂や泡風呂などにも入っていたので。

どの外湯でも、玄関で下駄を脱いで上がります。
下駄番の人が下駄をそろえて管理してくれます。
風呂から上がり玄関へ出ると下駄番の人がさっと下駄を出してくれます。
どうして我々の下駄が分かるのかはすぐに謎が解けました。
着ている浴衣(冬は寒いのでその上から丹前と羽織を着た)を見て、
その旅館やホテルの下駄をさっと出すという訳です。なるほど。


ロープウェイで上がった大師山からは、城崎温泉の全景と、
さらに、遠く日本海(山陰海岸国立公園)まで見渡せます。


大師山には、さすが城崎、カニ塚がありました。


水蒸気が上がって常に湿気があるからでしょうか、
温泉街の木は、このように苔むしていました。

     

城崎温泉の元湯。
湯気が立っていて、触ると熱い。
で、その側では、はい、温泉卵を売っていました。
店で卵を買って、自分で袋に入れてぶら下げます。
温泉卵は10分程度、半熟卵14分程度、固ゆで18分以上、
の計算で備え付けの時計で計って好みの硬さにゆでます。


足湯。足だけ出演の許可を得て撮らせてもらいました。


城崎では、さすが雪釣りが見られました。
旅館の木も民家の木もこのように雪釣りをしていました。
冬は雪が深いことが偲ばれます。


暖かい日が続いていたこの日も城崎では一時あられが降りました。
それも、ついさっきまで太陽が出て良いお天気だったのに、
あっという間に気が付いたらこの有様でした。


JR城崎駅で見つけた「次の人への思いやり」と書かれた傘立て。
「突然の雨(雪)で困った時に、ご利用下さい」とあります。
「お洒落な傘なので、記念撮影にお使い下さい」ともあります。
でも、「持ち帰り禁止」とも書いてあります。それはそうだ。
城崎温泉観光協会が用意して下さっているようです。
やっぱり、さすが、突然雨や雪が降るのですね。

     

左は、城崎ならではの俳句の募集箱。
町のあちこちに置いてありました。
右は、雪国ならではの注意書き。



おまけ。あるお店で見つけました。
ユーモアある札ばかりです。

さてさて、城崎で泊まったのは「西村屋ホテル招月庭」の「庭の棟」。
なかなか予約が取れなくて、クリスマスの24日の宿泊になりました。
写真でいっぱいになってしまったので、別ページでご覧下さい。

こちらへつづく


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