鞍馬寺へ初詣



いきなりの天狗の出現、これで3度目になります。
「鞍馬から貴船へ(こちら)」と「鞍馬から大原へ(こちら)」で
これまで2度書いてきたが、今回は正真正銘、鞍馬寺が主役。

この天狗の巨大な鼻は、実は、去年の1月に、
降り積もった大雪の重さで折れてしまったのだ。
そして、修復されて元の姿に戻ったのがこれ。

修復作業中には、鼻には鉄板で出来た特注の絆創膏が貼られ、
「治療中」の看板が立てられて、その様子が話題になっていた。


鞍馬寺の山門への入り口と山門の写真。


晋明殿(ケーブル山門駅)からケーブルで上がろうとしたが、
待ち時間が40分ということで、この日も歩くことにした。

途中の由岐神社へ到着。本殿までは、まだまだ歩くことになる。
寒い中を5歳の孫が歩くだろうかとの不安もあったが、
結局、ぬかるんだ道を歩き、たくさんの階段を上がった。

40分も待つならその間に上まで行けるとの計算は外れ、
ケーブルを待った方が結局は早かった、という結論に。

しかし、結局、下りも歩いて降りた。


本堂の前の石畳には、魔除けの六芒星形が描かれている。
この特徴的な床は「金剛床」と言い、パワースポットだそうだ。
行列ができていたので、本堂へのお参りを待っているのかと、
行列に並んだのだが、このパワースポットに立つ行列だった。

孫たちも並んで立ったので、後ろから写真を撮った。


今年の元旦は、雨も降らず雪も降らず穏やかだったのに、
鞍馬では雪が残っていて、あちこちでこんな看板が。
暮れの29日に降った雪が残っていたのだろうか。


建物の屋根や壁が一部壊れている。

鞍馬山では、いまだに倒木が残っていた。
台風21号の暴風で線路上への倒木が相次いで、
一部区間では長い期間運転を休止していたのが、
53日ぶりに全線復旧したのが10月末だった。
それがまだたくさんの倒木がそのままになっている。


せっかく残っていた雪景色ですから、
誰が作ったか、小さな可愛い雪だるまで終わりましょう。



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