若狭路を走る


「走る」と言っても、マラソンで走る訳ではなく車で走った、のだ。
車で走ったので、あちこち訪問できて、それを順番に載せてみよう。

瓜割の滝

瓜割の滝は、山あいの岩間から湧き出る清泉で、
夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たい、
ということからその名前が付けられた、とか。
名水百選にも選ばれている。


紅葉の季節だったので、黄色と赤の落ち葉の写真も入れておいた。

一言神社

一言(ひとこと)神社は、山全体をご神体として祀っていて、社殿がない。
誰にも言わずに1つだけ願い事をすれば、叶えてもらえると言われている。

さぁて、さて、私が何の願い事をしたか、もちろん、誰にも言いませんよ。


本殿の正面には、御幣が掲げられているだけだ。


橋の名前にまで「一言」が付けられている。

萬徳寺

日本の紅葉百選にも選ばれている萬徳寺へも寄ってみた。
高野山真言宗本寺としての格式高い寺のようだ。


庭園は、中央に巨石を守護石として据え、
両脇に小石を添えて、王者の風格を見せている。

鯖街道 熊川宿

若狭は、朝廷に食料を献上する御食国(みけつくに)の1つで、
日本海で獲れた魚や貝が遠路はるばる京都まで運ばれていた。
18世紀後半からは、若狭の海で陸揚げされた鯖が運ばれ、
「鯖街道」と称されるようになった、という歴史がある。


この日は、土日の後の平日で、人通りも少なく静かに歩けた。


熊川宿の東端(近江側)に設けられていた番所を復元した熊川番所。


宿場町の面影を残す熊川の街並みにふさわしくないが、
こんな廃屋まで、そのままの形で残されてあった。
最近ニュースでよく見るゴミ屋敷の様相であったが、
違ったのは道路にはみ出さないよう整理されていた。

これで終わろうかと思ったが、最後にふさわしくないかと
やはり、松木神社の紅葉の写真で気分良く終わりましょう。




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