様変わりした我が家のお正月その3


「我が家のお正月、様変わり」 と 「様変わりした我が家のお正月その2」
で書いた我が家のお正月の変遷ぶりをご参照下さい)



2008年1月1日と2日、ホテルで過ごす3度目のお正月だ。

お正月をホテルで過ごすようになって、お正月のホテル探しでは苦労したので、
昨年は早々とお正月明けに友人に教えてもらったホテルへ電話した。
ところが、お正月明けですでに予約が一杯だそうで取れなかった。
聞けば、泊まった人達が帰る時に翌年の分を予約して帰るからとか。
負けた! この時点でもうすでにホテル探しの意欲が失せてしまった。

5年間の限定で三田で住み始めて4年近くが経ち、
三田で住むのも残りいよいよ1年余となり、
一度は三田で家族全員が揃って過ごしたいとの希望をかなえるべく、
三田で一番高級な新阪急ホテルに電話してみた。
前年よりは3ヶ月早くに気を取り直して8月頃に電話した。
温泉地でもない三田でお正月を過ごす人達は多くはないだろうとの期待は
ここでも見事に外れて、和室は取れず、ツインの部屋も残りは1部屋のみ。
その最後の1部屋とダブルの部屋を2部屋予約できた。
ちなみに、三田周辺はゴルフ場が豊富にあり、
しかも、それ程高くない料金でプレーできるそうなので、
ゴルフが目的の人達が大勢で泊まっていたのだろうか。

東京から次男夫婦、京都から長男一家がやってきて、
ホテルのレストランの個室で皆で賑やかに食べた夕食は量が多すぎた。
食後に長男夫婦が孫を風呂に入れて寝させるのに手間取っている間に、
その他の者は食べ過ぎて眠くなり、もう寝ようかと誰言うことなく、
結局我が家恒例のトランプ“大富豪”や“人生ゲーム”は今年は無し。

昼食は用意したおせちを我々のマンションで皆で食べた。
おせち作り用の鍋やお客用の雑煮椀などは京都の家に残していて、
三田のマンションには道具も食器も何もないからとの理由で、
おせちは料理屋のおせちを予約していたものだから楽チン楽チン。
それに豪華で美しくて言うことなし。
ところが、三田へ来てからおせちを買って初めて知ったことだが、
お店のおせちの賞味期限は1月1日なのである。
おせちを買っている人達は2日3日は何を食べて過ごすのだろう?

大体おせちというのは正月3日間は勿論それ以降も残った物を食べてきた。
長年自分で作ってきたおせちは人工的な保存料など入れてなくても
十分それだけで日持ちするものばかりだった。
料理屋のおせちというのは、日持ちのしない物も入れているからだろう。
それにしても、賞味期限が1月1日というのは困る。
実際、我が家はそのおせちを2日の昼に皆で食べた。
冷蔵庫で保存していたことはいうまでもないが、
幸い誰もお腹を壊したものは居なかった・・はずだ。
もちろん大丈夫そうな物だけを選んで、
2歳前の孫の”み”の字にも食べさせたのだから、
昨年大問題になって世間を騒がせた「賞味期限」や「消費期限」も、
ま、少し位の期限切れは大目に見ましょう・・か、ね。
賞味期限を書き換えたりはしませんでしたからね、私は。

さてさて、京都へ帰ってからは又以前のお正月に戻るでしょうか?
どうぞ、我が家のお正月の行く末を占って下さい。(^^;)



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