ベトナム・ハロン湾



ベトナムで一番の景勝地がハロン湾。
さまざまな形をした約2000もの島や奇岩が海面から突き出ている。
海面は波一つなく静かで、その神秘的な美しさが世界遺産に登録されている。
世界遺産に登録されて、たくさんの観光用の大型船や中型船が行き交っている。
奇岩の間を縫うように行くのだが、行けども行けども違う形の奇岩が姿を現す。


霞のかかった墨絵のような風景の中を、
小さな漁船も含めて数多くの船が行き交う光景は絵になる。


約2000もの奇岩の約半分に名前が付いているそうだが、
これも、まるで犬そのものという感じなのがおもしろい。


船着場にはたくさんの帆柱が林立している。
観光船には大中小いろいろな形の船がある。
そのどれにも船首には竜の頭を取り付けている。


ある場所の海面には小さな家が浮かんでいる。
実際、漁師がここに住んでいるそうだ。
なんと猟師の子のための学校まであるとか。
その一つに船が停泊した。


漁師が漁をした珍しい魚類がいけすの中を泳いでいた。
珍しくはないがこのシャコがおいしそうでこれを買った。
これを船員に渡すと船の上で調理してくれた。
日本で買うシャコよりも2倍の大きさで大味かと思いきや、
これがなかなかにおいしくて、食べごたえがあった。


このカニは買わなかったが、船上での昼食に出た。
甲羅の柄が大変カラフルなのが特徴的なカニで、
船上で撮ったのはきれいな色に撮れていなかったので、
街で見つけて珍しいと撮っていた右の写真を参考までに。


はい、シャコもカニも食べられるために赤くなりました。
シャコもカニも活きていたのだから大変おいしかった。


船上での昼食には、この他にもとれとれのエビなどが並んだ。


漁師の小船がクルーズ船に近づいてくる。
この船は両親と子供3人で、果物類が見えるが、
新鮮な海産物も積んで売りに来るようだ。


いくつかの島には鍾乳洞が発見されており、
その一つを見るために船は立ち寄った。
びっくりするような規模の鍾乳洞で、
なかなか見ごたえのあるものだった。


さて、お終いはこれで締めくくりです。
「P」はご存知、「パーキング=駐車場」の印ですが、
ここは海と島で、車は通っていません。
そう、駐船場の看板でした。




ハノイへ戻る



目次へ 外国旅行記へ