孫がおじいちゃんの家へ遊びに行った時、 山椒の木と一緒に3匹の青虫を連れて帰ってきました。 青虫が家族の一員になった時には小さな虫だったのに、 青虫は旺盛な食欲で、山椒の葉はすぐになくなってしまい、 母親はあちこち探し回って鉢植えの山椒を買ってきたとか。 それでもすぐにまた葉は食べ尽くされてしまい、 父親が気を利かして買ってきた鉢植えの柑橘類の葉を、 贅沢にも青虫は気に入らなかったようで食べなかったとか。 どうするのよ〜、青虫ちゃんが死んでしまうじゃないのよ〜、 と、ひっくり返って大声で泣き叫ぶ孫にせっつかれて (大げさに書いただけだからね、許せ、孫よ)、 仕方なく親は今度はインターネットで買ってやったそうです。 我が家の庭に昔は山椒の木が生えていました。 植えた訳ではなくて、鳥が運んできたのでしょう。 あの山椒の木が生きていれば、今頃役に立ったのに…。 |
肝心の羽化するところは見られなかったそうですが、 飛び立って行ったところには立ち会ったそうです。 孫も母親も「さようなら〜」と手を振って見送ったとか。 カブトムシを飼っていた時も(こちら) ハムスターを飼っていた時も(こちら)、 巣立つということはなく、寿命が来て死んでしまったので、 巣立ちを見送ったのは母子にとって初めての経験だったろうか。 しばらくの間でも同じ家に住み世話をしてきたので、 飛び立った後は寂しかったという母親の言葉を聞いて、 「空の巣症候群」という言葉を久しぶりに思い出した。 孫が巣立つ時の疑似体験ができただろうか…?? |