植物園で咲いた大きなラン


植物園の話題は、これまでにも変わった花など載せてきたので、
これまで載せなかった植物でユニークな花となると限られるが、
今回は、世界一大きなランと言われる花を見に行ってきた。


黄色地に褐色の斑点がトラに見えることから、
「タイガーオーキッド」と呼ばれているとか。

開花は数年に1度で、約30年間で7回目だそうで、
前回は、阪神タイガースが日本一になった2023年。
「タイガーオーキッド」の開花に合わせるかのように、
9月7日に阪神タイガースがセ・リーグ優勝を果たした。
いや、阪神タイガースの最速でのセ・リーグ優勝に合わせて、
「タイガーオーキッド」が花を咲かせてくれたのだと思いたい。

こうなると、今年も阪神タイガースの日本一への期待が膨らんでくる。


これは、京都府立植物園で咲いた「タイガーオーキッド」の全体写真だが、
自生地では、茎に見える部分が7メートルにもなることから、
「世界一大きなラン」と言われているそうだ。

私的には、「世界一大きなラン」よりも「虎柄のラン」
に興味を引かれて、見に行ったのが正直なところだが。


花の下の方では、たくさんの茎に見える部分が、
これこそが、トラの尻尾に見えるだろうか。

さて、トラのランだけでは、これだけで終わってしまうので、
他の花も入れてみよう。


これも、ラン科の「ハトラン」。
花の中心が鳩に見える?


鉢植えの胡蝶蘭とは違う雰囲気の「コチョウラン」たち。


「ショクダイオオコンニャク」のことは以前に載せたが(こちら)、
花が咲いていたあの時とは想像もできないこの変わりようだ。
この木の様子から、あの花の咲いた状態を想像できない。
あの花が咲き終わってもっと育つとこんな木になるのか。


これは一体何だろうと思って写真を撮っていたのだが、
近くに置かれていた名札の「鬼面角」から検索すると、
サボテンで、その名に似合わぬ妖艶な花だそうだが、
これは、花が終わった後を桐切りした後の断面らしい。


これも、何の葉だろうと思ったら、「ナガバオオウチワ」。
何とも言えない美しい大きな葉に、思わず惹きつけられた。


葉が出たところで、これも変わった雰囲気の葉だ。
近くに「ナツエビネ」との名札があったが、
検索すると、どうも違うようだ。分からない。


これも一体何だろうと思って撮っていた。
検索すると、これから開いて花が咲くようで、
「ペリカン花」と言い、アメリカ大陸最大の花とか。


葉はヤシのようだが、ヤシとは縁が遠く、
丈夫な繊維質の葉柄(葉の軸)を持ち、
この繊維を編み込んで作られたのがパナマ帽
だと書かれた説明案内がありました。

さぁ、パナマ帽を被って、Mizuの部屋から出ていきましょう。


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