カナディアンロッキー(2)


バンフからジャスパーまでのアイスフィールド・パークウェイ。
全長230kmの道路沿いには3000m級のロッキーの山々が連なっている。
風景の写真は、クリックして少し大きな迫力ある写真もお楽しみ下さい。
写真をクリックしても大きくならない時は、
アルバム(ここ)へ行っていただくと大きな写真を見ることができます。

氷河を抱いた山々がそこここに見えるのは絶景。

薄い水色の氷河色をした氷河をズームで。

あちこちに見える山々は3000m級なので、
2003年9月26日のこの日でも、どの山も頂に雪を抱いている。

路肩に車を止めて、最初は路肩で写真を撮っていた。
が、はい、これは道路の真ん中に出て撮りました。
もちろん、前からも後からも車が来ないことを確かめて。

車を止めて下を眺めるとこんな感じです。
こういう山と山の谷間を走ります。

コロンビア大氷原の氷河の先端部。アサバスカ氷河。

     
氷河の手前まではシャトルバスで行く。
それから、このスノーコーチに乗り換える。
バカでかいタイヤのスノーコーチは氷河の上まで連れて行ってくれる。
平らな所でスノーコーチから降りて氷河の上に立つ。

総面積325kuに及ぶコロンビア大氷原を形成している氷河の中でも
大きなこのアサバスカ氷河の上に立って見えるのはわずか2%で、
この奥にはまだ98%もの氷河が続いているそうだ。

近くで見ると、ひび割れし、クレバスが出来ている。
氷河の表面はチリで汚れている。

降り立った所には、氷河の水が流れる水路を作っているが、
その向うには氷河が果てしなく続いている。

コロンビア大氷原は、平均標高約3000mという高地にある。
降り立っている所で、氷の厚さは300mもあるそうだ(最深度は365m)。
足の下を氷河の水が流れて行き、滑りそうで歩くのはおっかなびっくり。
温暖化の影響で、氷河は去年1年間で25m短くなったそうだ。

氷河はなんとも不思議な色をしている。
雪が積もっているだけではないことがよく分かる。

この割れ目は100m下まで落ちているそうだ。
誤って落ちたら二度と這い上がれない。

氷河の上に立った興奮さめやらぬままジャスパーへ向う。
どこまでも雪や氷河を抱いた山々が連なる。

相変わらず通行する車は少ない。
ついつい路肩に車を止めて写真を撮りたくなる。

絵葉書になる場所なのだが、途中下車が多くて、
日が暮れかけてしまい、良い写真は撮れなかった。。



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