カナダ話題拾い歩き(1)


 
バンクーバー郊外のBelcarra Bayです。
さあ、ここは何をする所でしょう?
あ、上を鳥がぐるぐると飛んでいますねぇ。
ヒントになります。



 
何やら遠くへ投げています。
釣り糸を垂れている人が居ます。
そうか、魚を釣っているのですね。



 
仕掛けを見せてもらいました。
でも、普通の魚釣りとはどうも違うようです。
中の餌はチキンだそうです。
なんですって? 鶏肉ですって?



 
なんとなんと! 釣れたのはカニです。
大きなカニです!
チキンでカニを釣るとは知りませんでした。
では、このカニは鶏肉の味がするのでしょうか?(^^;)



いえいえ、そんなことはありません。
正真正銘カニの味がして、大変おいしいです。
下の写真は、友人の家でカニパーティをしてもらった時のカニです。

     

このカニ、活きているんですよ!
見て下さい、つぶらな瞳で見つめられて命乞いをされました…。
目を合わさないように、心を鬼にして捕まえようとすると、
なんと両手(両足?)で必死にトレーの端をつかんで離しません。
隣のカニはそのすきに逃げようとしています。

     

さあ、カニさんには覚悟を決めて鍋の中へ入ってもらいましょう。
そして、ああ、おいしそうに赤く茹で上がりました。
きれいな夜景を見ながらいただいたカニのおいしかったこと!
カニさん、ありがとう。

友人はこのカニを茹でるための大きな鍋を、片道2時間?もかけて
なんとウィスラーまで車を走らせて取りに行って下さったんですよ。
スキーをするために持っているウィスラーの別荘へ。
新しい鍋を買った方がガソリン代より安かったかもしれない、
とは、後から考えたみんなの心の内。

さて、カニの話題が出ましたので、次はサケの話題です。

     

アダムス・リバーではソッカイサーモン(紅鮭)の遡上を見ることができる。
アダムス・リバーは、バンクーバーの北東約450kmに位置する。
バンクーバーの河口からアダムス・リバーまでサーモンは約18日間をかけて遡る。

     

風で水面が揺れるので、うまく写真を撮れなかった。
が、紅鮭の赤色だけは見ていただけるでしょうか。
紅鮭は大体ペアで仲良く寄り添って泳いでいた。
産卵のために遡上してくる時期に少し早かったらしく、
1ヶ所で20匹ほどは見えたが、数が少なかったのが残念。
右は、現場に貼ってあった去年の最盛期の鮭の遡上の写真。

さてさて、カニともサケとも全然関係ないのですが、
次は、山火事の話題です。
いえ、関係なくもないでしょうか…。
火の粉が飛んできたり、焼けた古木が流れてきて、
水の中のカニやサケがどのような行動をとるか…。
驚いて水面に浮き上がるか水底深く沈むか、
やはり個々の性格が現れるのでしょうか?(^^;)

     

カナディアンロッキーのジャスパーからバンクーバーへの帰り、
順調に流れていた車の列が突然止まった。
しばらく待ったが動き出す気配がない。
あっという間に前にも後にも長い車の列ができた。
その内、止まった車から人が降りて前へ歩き出した。
前の方へ偵察に行った人が帰ってきたので何事か?と尋ねてみた。
なんでも、道路沿いの山から岩と木が落ちてきたそうだ。
それで、それを取り除く工事をやっているというのだ。
時間がかかりそうなので、車から降りて写真を撮った。
夏に大規模な山火事があったと聞いていたので、この辺りかと知った。
道路沿いの木々はいずれも焦げて炭になっていたし、
山の木々も焼けて茶色になって、山肌は灰で覆われていた。
アメリカ・カリフォルニアの山火事でも大きな被害が出ているが、
この夏暑くて乾燥していたことはカナダでも同じで、
松くい虫にやられた松の枯れ木が多かったこともその原因だろうか。

さてさてさて、今度こそ何の関係もないのですが(^^;)、
下の写真は一体何でしょうか?



車のハンドルに何やら貼り付いていますね。
そうです、ハンドルが動かないようにしている物です。
バンクーバーは治安が悪いとは思えません。
が、車を盗まれないように防御している物です。
ちなみに、これを付けていると保険が安くなるそうです。


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