広告で富士山と芝桜のきれいな写真を見て、久しぶりにツアーで行きたいと思った。 が、旅行の日にちを決めるには夫の仕事の予定が決まらないと決められない。 夫の仕事の予定が決まるのを待っている内に日にちが経ってしまい、 申し込みしようと思った時には、我々が行けるどの日も満席だった。 「富士山と芝桜」の別のツアー広告を見て申し込もうとしたが、 そちらも我々が行ける日はどれも満席でキャンセル待ちだった。 仕方なく、「富士山と芝桜」を探してネットで申し込んだ。 ところが、こちらは希望者が少なかったのか、中止の連絡が来た。 が、他の日なら空いているというので日にちを変更して申し込んだ。 1週間前の天気予報では、最初に希望した日は晴れの予報だったのに、 行こうとしている日は雨の予報で、富士山は期待できそうになかった。 ところがところが、結論を先に書くと、2日間とも富士山を見ることができた。 「2日間とも富士山が見えることは滅多にない」とガイドさんは何度も言った。 ”晴れ男晴れ女”の自信が揺らいでいた昨今だが、これで又自信を持った。 希望したツアーでは行けず、3番目に希望のこのツアーの名前が長ったらしい。 「120u以上のスイートルームで過ごす 富士・箱根・伊豆 花彩メモリーズ 2日間」。 しかも、「新幹線はグリーン車で行く」と、うたっていた。 確かにグリーン車は快適だったが、京都から名古屋までの近距離ではどうということはない。 「芝桜」は次ページということで、先ずは旅程に沿って始めよう。 |
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さて、伊東温泉で泊まった「120u以上のスイートルーム」について。 「マンションタイプのホテル」と説明にはあったが、マンションそのもの。 つまり、マンションの1軒分がホテルの1部屋なので広いことは確か。 台所もあるから、長期滞在用のコンドミニアムというところだ。 しかし、「スィートルーム」と言うには、調度品が高級でなく並だ。 でも、大浴場や露天風呂もあったので、その点は温泉ホテルと変わりない。 「マッサージチェアを装備」「52型の液晶大画面のテレビ」というのは良い。 しかし、「〜わが家のくつろぎを〜」というのはいただけない。 だって、旅というのは非日常性を楽しむために出かけるのに、 自分の家のような感覚では、家に居るのと何ら変わりがないではないか。 添乗員さんは、広すぎる部屋に1人で過ごして落ち着かなかったと言ってたし、 ガイドさんは、広すぎる部屋の片隅で1人丸くなって過ごしたと言ってました。 広けりゃ良い、というもんじゃぁないんですよね。 |