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京都では2回目の緊急事態宣言が出されている中をどこへも行かず、 しかも、終わりかけた頃に1ヵ月延長されることも決まったので、 長期間どこへも行かないのは精神衛生上にも良くないし、 健康のための散策などの外出は必要との思いから、近場へ出かけた。 京都御所の紫宸殿を中心に、妙見大菩薩を祀る「洛陽十二支妙見」とは、 十二支の方角にあり、十二箇所の寺院からなる霊場である。 子年の昨年訪ねた善行院(こちら)は、子の方角つまり北に位置している。 丑年の今年訪ねた本満寺は、丑(牛)の方角つまり北北東に位置している。 妙見大菩薩は、北極星、北斗七星を神格化した菩薩である(こちら)。 |
しかし、牛の姿はどこにもなかった。 上記善行院では、我々を見つけたお寺の人が出てきて、 妙見堂の鍵を開けて、中へ導き入れて下さった。 その中で鎮座していたのが、あの金色のネズミ。 ここ本満寺ではお寺の人の姿は見えず、 牛が居るかどうか尋ねることもできなかった。 |