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写真の左に見える「うだつ」。 日本にも「うだつ」のある街並みがあるようだが、 杭州の古い街並みにも、「うだつ」が見られた。 あれ?宏村のあの防火壁は「うだつ」そのものだ。 ガイドさんの説明は英語だったので、気が付かなかった。 恥ずかしながら、「うだつ」の語源を知らなかったのだ。 杭州で同行した人から聞いて、後になって気が付いたのだ。 「うだつ」とは、本来、隣家からの火事を防ぐための防火壁だが、 その設置には相当な費用がかかるため、裕福な家でないと作れない。 財力を誇示するために商家の屋根の上に立派なうだつが上げられた。 そこで、甲斐性のある人の事を「うだつが上がる」と言い、 反対に「生活や地位が向上しない」「パッとしない」のを、 「うだつが上がらない」という言うようになったようだ。 なになに、うだつが上がらなくても、気にしない気にしない。 |