神戸花鳥園・花の世界


さて、いよいよ花の世界です。
広い建物全体がガラス張りの温室になっていて、
一年中色とりどりの花が咲き乱れているそうだ。
訪ねたこの日も膨大な花の数々に圧倒された。


南ロビーでは天井から吊り下げられたたくさんの花の下で、食事できる。
800席もの椅子とテーブルが用意されていて、贅沢な空間だ。
この日は神戸花鳥園開設2周年とかで記念式典があったようで、
ちょうどこの場所へ行き着いた時には和太鼓の演奏なども聴けた。


北ロビーでは世界中から集められた200種類ものフクシアが咲き乱れていた。


天井から吊り下げられたたくさんの花に水をやるのは大変だ。
ここではブルマットという浸透圧を利用して水の量を調整する装置を使って
液体肥料が入った水を自動的に流して水やりをしているそうだ。
この方法なら天井から吊り下げられた花への水やりも容易だ。






スイレンには温帯性スイレンと熱帯性スイレンがあるそうだが、
ここのスイレンは熱帯性スイレンで、生育には27℃以上の水温を必要とするとか。
どうりで・・


写真では大きさが分からないので鯉のようにも見えるが、
実はこれは小さな魚。たくさんの熱帯魚が泳いでいた。
27℃以上の水温を保っているので熱帯魚も飼育できる。


オオオニバスは植物園などでよく見るので珍しくはないが、
(右側)オオオニバスの裏側を見たのは初めてだ。
表面はつるつるしていて子供が乗ったりできる程だが、
裏面には鋭いトゲがあり、身を守っているのだろうか。
“美しいものにはトゲがある”というが、
大きな珍しいものは裏にトゲを隠している・・とは。


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