「慰労会」とは、先ず、何の慰労会かといえば、言わずと知れた「あれ」(こちら)である。 「あれ」とは、長男のお嫁さんの産後の世話をするために一家4人を預かった5週間のことだ。 掃除・洗濯・買い物・1日3度の食事+おやつなどの世話は、 ずっと一緒に住んでいれば何てことはない家事であるのだろうが、 70歳台の老夫婦には(自分では老人と思っていないのに都合の良い時だけ「老」と言う) 昔、若かりし頃に子育てで大変だった時代を久しぶりに感じた5週間だった。 年寄り夫婦2人だけの穏やかで静かな気楽な生活に慣れていた身には、 毎日出る山のような洗濯物と、料理作りと、大量の食器類の片付けと、 こちらの思い通りに運ばない時間的制約のストレスなども加わり、 若い時には感じなかった家事労働のきつさは半端ではなかった。 頑張れたのは、5週間経てば終わるという日にちが限られていたからである。 終わってみれば、何てことはなかったとも思えるから勝手であるが…。 5週間が終われば、どこか温泉へ行っておいしい物を食べて慰労会をしよう、 と話していたことも楽しみに頑張れたかなとも思う。 ということで、加賀温泉郷へカニを食べに行ってきました。 |
さて、翌日はバスに乗って片山津温泉まで行くことにした。 加賀周遊バス「CANBUS(キャン・バス)」というのがあり、 山代・山中温泉方面を周る「山まわり」ルートと、 大聖寺・片山津温泉方面を周る「海まわり」ルートがあるが、 我々はJR加賀温泉駅前から「海まわり」ルートに乗って見所を周った。 このキャン・バスというのは、好きな場所でバスを下りて観光して、 再び乗って好きな場所へ行けるというのが便利で良いのだが、 1時間に1本位しか便数が無いので時刻表を調べて計画的に周らないといけない。 いろいろな施設へ歩いて行ける場所に停留所が設けられているので便利だ。 |