狐坂(きつね坂)を通って


7月に福井県の一乗谷を訪ねて以来、どこへも行っていない。
近場でさえもどこへも行かなかったのは、コロナ感染予防でもなく、
今年の地獄の暑さのせいでもなく、膝が痛くて歩けなかったからだ。

筋トレへは歩いて行っていたが、ハイキングは無理な気分だった。
やっと少しは遠出でも歩けそうかなと思えるようになったので、
先ずは足慣らしにと、近場を歩きに行ってみた。

近場での足慣らしだったので、万歩計は8625歩だった。


4月に「松ヶ崎大黒天」を載せたが(こちら)、
松ヶ崎には新宮神社もある。


これは、御神木だろうか、大事に祀られている。


上の新宮神社の前を左に曲がって上がって行くと、
砂利道の山道になるが、これが狐坂である。


写真左側奥の山道からこの道路へ出てきたのだが、
見て分かるように、この道路は急カーブしている。
ヘアピンカーブとして有名だった道路だ。


左側の道路が上のヘアピンカーブの道路へ続く道だが、
右側の道路が2006年完成で新しく造られたために
今では、自転車と歩行者のための遊歩道になっている。

なお、本来は旧道が「狐坂」だが、新道も「狐坂」と言われる。
この狐坂は左京区の北山通りから岩倉の国際会館を結ぶ峠道で、
地下鉄の国際会館駅が出来るまでは、北山駅が終点だった。

夫が出張の折には、私が車を運転して北山駅まで送迎していた。
このヘアピンカーブが大変で、ヒヤヒヤものだったはずだが、
高齢になり、もう何年も前に運転免許証を返納した今から思うと、
よくもまぁ、あんな急カーブを無事に運転できたものだ。

と、自分に感心しながら歩いていると、宝ヶ池へ着いた。


宝ヶ池については、「近場で花見」(こちら)、「宝ヶ池公園の森散策」(こちら)、
「宝ヶ池(パノラマ写真)」(こちら)、「国際会館の雪景色」(こちら)とあるが、
最後は、国際会議場と比叡山が見えている宝ヶ池の写真で終わりましょう。



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