インターネット時代 その4


「インターネット時代」については、これまで3回をシリーズで書いてきた。
インターネット時代が長年続くと、とりたてて「インターネット時代」とは言わなくなる、
かどうかは知らないが、このシリーズをとりたてて書く意欲もわかなくなるものだ。
と、うまいこと言い訳を書けたが、その後知らない人からHPにどんな反応があったか、
寄る年波から、その一つ一つを忘れているのが実情である。
反応があったらメモを取るという行為自体を忘れているのだ。

という訳で、知らない人からの反応はごく最近の出来事を一つだけ。
なお、最初の頃に書いた知らない人からの反応についてはこちらをどうぞ。

北海道は札幌のある会社の人からメールをもらった。
「コープさっぽろ」の勉強用資料を編集している人からで、
羊肉の特集をすることになって、羊肉料理である「ボーズ」の画像を探して
我がホームページの「Mizuの部屋」にたどり着いて下さったそうだ。
「ボーズ」の画像は、『徒然記』の中の44番目(現在の番号で今後更新の度に下へ下がる)
「モンゴルからのお客さま」(こちら)に入れてある写真である。
この写真を使わせてほしいという依頼であった。
もちろん、快く承諾した。

さて、「住所など教えていただければ掲載誌をお送りします」と言われて、
個人情報を教えることには躊躇があったが、話題にしたい誘惑に負けて、
ホームページを見に行ったら、確かな会社のようでもあったので、
その会社の人を信じて、お言葉に甘えて、送ってもらった。
以下の写真が、その載せていただいた冊子の一部分である。


写真提供として「Mizuの部屋」の名前とURLが書かれている。

しかし、インターネットでの出会いというのはおもしろい。
日常の生活の中では決して出会うことのない人と出会うことができる。
オフ会といって実際に会う機会をつくることもあるが、実際には会ったこともない人と
ネット上では昔からの知り合いのように友人として振舞っているから不思議だ。

日常の生活の中では決して出会うことのない人と交流を続けるのは良い面だが、
その反面、悪い出会いが横行しているのは憂えるべきことである。
ネットで憎い人を殺してくれるように依頼したり、
一緒に自殺してくれる人を募集して練炭自殺したり、
誹謗中傷の場と化している掲示板があったり、
悪い面は退化してほしいが、良い面は進化してほしいものである。

実際に知り合いである友人知人の人達はもちろんのこと、
日常生活の中では出会うことはなかったであろうに、
偶然にもネットという世界で出会うことのできた皆さんのことは、
決して殺人を依頼したり、自殺の同伴者に誘ったり、
誹謗中傷の対象にしたりはしませんから、
今後とも「Mizuの部屋」をごひいきに!
と、アレッ、宣伝で終わるつもりはなかったのに…。


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