+ 大豊神社

大豊神社のネズミ



この写真は、初詣に2日に行ったのを、出直して1月9日に撮ったものである。

2020年の今年の干支は「子・丑・寅・卯…」と続く十二支の始まりである子(ネズミ)。
ということで、今年の初詣は、年末から来ていた孫一家と一緒に2日に大豊神社へお参りした。
それは、大豊神社には狛犬ならぬ狛ネズミが居るからである。

大豊神社には、以前にもお参りしたことがある。
その時は、お参りしている人は少なかった。


それが、上は2日に撮った写真、下は9日に撮った写真。

ここはまだ参道へも到達しない民家の間の道路である。
右側へ長く伸びた行列の最後が最後尾ということだった。


同じく、上は2日に撮った写真、下は9日に撮った写真。

息子が1人で先へ行って様子を見てきたが、参拝する本殿まで
大変な行列で1、2時間はかかりそうだということで諦めた。

4日の新聞には、2日のここ大豊神社の記事が出ていた。

|2日には参道からあふれた数百メートルの行列ができ混雑した
|インターネットやSNSで広く知られるようになり・・・
|東海地方や四国からバスツアーも組まれたという・・・
|こまネズミの写真を撮った兵庫県の女性「2時間並んだかいがありました」

ははーん、あの行列は、やはり2時間も並んだのですね。
京都近辺の人だけにしては行列が長過ぎると思ったら、やっぱり。


混雑が落ち着いた頃にもう一度行ってみようと思った9日は、
この通り、平日だからか人出は少なかったが適当にはあった。

さて、その狛ネズミですが、お待ちどおさま。


左は、水玉を抱えるふっくらとしたネズミ。
   水玉は、万物の源である、そうだ。

右は、巻物を持ち、背筋を伸ばしたネズミ。
   巻物は、学問を表している、とか。

狛ネズミがあるのは本殿前ではなく、末社の大国社。
境内の奥にあり、祭神である大国主命を祀っている。

大国主命が野原で火に囲まれ窮地に陥ったところを
ネズミが洞穴へ導いて助けたという古事記の神話から。
ネズミが神様の危機を救ったということなのですね。


なお、大豊神社には狛ネズミだけでなく、他にも動物が居る。


左は、火難除けの狛鳶(トビ)。
  末社「愛宕社」に鎮座している。

右は、災難除けの狛サル。
  末社の「日吉社」に居る。


本殿の脇にはネズミの天敵であろうヘビまで居る。
「狛巳」と書かれている。金運のご利益を願おう。


商売繁盛の稲荷社もあり、狛キツネまで居る。


大きなネズミの絵馬。


可愛いペアねずみの土鈴。


狛ネズミおみくじ。


願い事を書く絵馬も勿論ネズミの絵。

絵馬に「哲学の道」と読めるが、そう、
大豊神社は哲学の道からすぐの所にある。


桜の季節や紅葉の季節には混雑する哲学の道も、
冬場は、お正月2日の日でも人通りは少なかった。


2日の初詣は、大豊神社でのお参りができなかったので、
その後で、やはりすぐ近くの熊野若王子神社へお参りした。
熊野若王子神社は「京都三熊野神社」(こちら)で書いた。
こちらは、2日の日でも、そんなに混雑していなかった。


さぁー、こまねずみのように働きましょう。


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