(「我が家のお正月、様変わり」 と 「様変わりした我が家のお正月その2」 と 「様変わりした我が家のお正月その3」 と 「伊東温泉と熱海の海岸」(お正月その4) で書いた我が家のお正月の変遷ぶりをご参照下さい) 三田で住んでいた間は、我が家のお正月はホテルで過ごすことが定着していた。 そのことを書いた最後にはいつも「京都へ帰ってからは以前のお正月に戻るでしょうか?」 「我が家のお正月の行く末を占って下さい」としつこく何度も書いてきたが、 さてさて、皆さんの占いは当たったでしょうか?? はい、夢が叶ったホテルでのお正月は、夢から覚めて現実に戻りました。 東京で住む次男夫婦は5年間も京都の我が家へ帰ってきていないので、 これはやはり京都で迎えなければいけないと我が家でお正月をすることに。 昔から延々と続く伝統的なお正月の過ごし方をしたいと一番望んでいた夫は、 一度楽をすると元には戻らないと心配していたので意外な気持ちで喜んだはず。 ただ、お正月の準備をしないとどんなに楽なことかと思い知った後でのお正月準備はきつい。 それに、5年間お正月の準備をしなかったのですっかり段取りを忘れてしまっている。 それと、5年前より歳をとって体力も落ちて、続けていれば何でもないことも、 それを中断したことでかなり負担感を強く感じてストレスになる。 そこで、京都へ帰って最初のお正月は無理をしないことを心掛けることにした。 つまり、三田で覚えたおせちを買うことを応用して、一品に加えることにした。 お店の美しいおせちを一重だけ買い、更に、お重の品も何品かは買った物で済ます。 これで、かなり負担が軽減された。 一番負担の軽減が大きかったのが買い物。 2回も定年退職して仕事優先ももう良いだろうと夫に車で連れて行ってもらった。 いくつかの店を自転車で回っていた頃の大変さを思い出すとずい分と楽だった。 それにしても、デパートで見た料亭のおせちの豪華できれいでおいしそうなこと。 おせちを作る人よりもおせちを買う人の比率が大きいというニュースには心迷う。 大体において、息子達はおせちをそんなに好きではないのに、 夫が好きだからというだけで、長年おせちを作ってきた。 しかし、考え方を変える潮時かもしれない。 おや? 我が家のお正月はホテルから我が家へと元に戻ったけど、 もしかしたら、お正月の中身が変わっていくのかも・・・?? 初詣に行った比叡山延暦寺は雪景色だった |