竹の径・乙訓寺・長岡天満宮
おいしいタケノコが採れる長岡京市の「竹の径」のことは以前に書いたが(こちら)、
今回は、前回とは少し違った写真を載せてみよう。
タケノコを採る竹林は、適当な間隔をおいて親竹が伸びている。
これは、タケノコを採った後で間隔をあけて親竹を残しているからだろう。
白くて柔らかいタケノコを採るために、竹林は一年中手入れが大変で、
秋には竹薮一面にわらを敷き詰め、その上に土を盛るそうだ。
こうして年々土の層が厚くなって、柔らかさが増してくるとか。
キンメイモウソウ(金明孟宗)
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スホウチク(蘇方竹)
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竹の径(みち)を歩いて行った先の竹林公園の中では110種類もの竹を見ることができる。
この散策コースは何度歩いても気持ちの良い石畳だ。
さて、この後は、乙訓寺まで歩いた。
乙訓寺はボタンの花で有名で美しいボタンの花の写真もたくさん撮ったが、
ここではあえてボタンの花を保護する傘の花の写真でお茶を濁そう。
和傘が保護しているのは風情もあって良かったが、夜からの雨の予報に、
夕方からは緑の傘に変わったのは和傘では雨を防ぐのに不十分だからだろうか。
ボタンの花の下に白い名札があると、名前が書いてあると思うのが普通だが、
このボタンの名札は「入らないで下さい」と書かれてあった。
その他にも、このコーナーにあったボタンにはいろいろな名前が書かれていて、
「上がらないで下さい」「座らないで下さい」「乗らないで下さい」などなど。
これは一体?? はて、ユーモアのつもりだろうか??
長岡天満宮へはこの真っ赤に燃える霧島ツツジの間を通って入る。
(ちなみに、この赤色は写真の修正などしておらず撮ったそのままである)
4月26日のこの日はよく見ると満開ではなく蕾もたくさんあったのに、
これが満開になったらどんなに真っ赤に燃え上がることか。
この日の最終目的は長岡天満宮の中にある錦水亭で筍料理を食べること。
八条ケ池に浮かぶ数寄屋造りのこのお座敷の1室で筍づくしの料理をいただく。
錦水亭の門を入り、霧島ツツジが咲き誇っている庭を通って部屋へ案内される。
ここでいただく「たけのこづくしのコース」については以前に書いているので(こちら)、
この日は写真を撮らなければと思わないで食べることに専念できた。
いつものことだが、料理の写真は、ついつい食べることに気が行って、
写真を撮らなければと思っていても撮るのを忘れることが多い。
が、この日は料理は前と同じで同じ物は載せないでおこうと思っていて、
写真を撮らなければという呪縛から開放されて安心して食べることができた。
うん、これがいい。料理は食べることに専念するのが一番だ!
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