世界の梅公園


綾部山梅林の南出口で再入園できる券をもらって出ると、
そこから森林浴しながら歩いて世界の梅公園へ行ける。
350種の梅が植えられている広い庭園という感じである。


「梅影坡(ばいえいは)」と、しだれ梅。
中国・宋の時代の詩人、林和靖の詩文に由来し、
月の光で梅の影を地面に映し、詩文を思い出させる、
ということだそうだ。


小池べりのしだれ梅も見事。


「唐梅閣(とうばいかく)」と、紅梅。
中国・唐の時代は、多くの人々が日本に渡り、
日中両国の交流が盛んだった。
日中の友好交流が永遠に続いていくことを象徴して
「唐梅」と名づけられたとか。


「唐梅閣」からの眺め。


これも「唐梅閣」からの眺め。
瀬戸内海の島々を見渡せる。


これは歩いている途中で撮った光る海。


中国から持ってきたのだろうか、
中国へ行った時に見た特徴ある石がここにあった。
中国では、このような石をたくさん配置した庭園が多い。


さすが梅公園、排水溝の蓋も梅の花のデザイン。
近頃流行の窃盗にあわなければいいのだが…。


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