善峯寺の桜



善峯寺は、京都西山の中腹に3万坪の境内地を有する山寺で、
以前(といっても12年も前に)「ポンポン山と善峯寺」(こちら)で載せたことがある。
天然記念物の「善峯寺の日本一の松「遊龍」(こちら)」をパノラマ写真でも載せている。
あの時は松の木を主題に載せたので、今回は桜の花を見に行った。


いきなり、急な坂道が始まったので、不思議に思った。
以前に、こんな急な坂道を登った記憶がなかったのだ。
しかも、山門まではかなりの山道を登ることになった。
そこで、「ポンポン山と善峯寺」を読み直して解った。
善峯寺に駐車して登山道入り口を探したと書いていた。
そうだ、あの頃はどこへ行くのも車で行っていたのだ。


立派な西山宮門跡善峯寺の山門は以前載せたので、今回は東門。


善峯寺の中で最も有名な桜は、桂昌院お手植えのしだれ桜。
江戸幕府の五代将軍で「生類憐れみの令」で知られる徳川綱吉。
その生母である桂昌院が植えたとされるしだれ桜は樹齢300年を越える。


山の斜面に咲き誇る色とりどりの桜もきれいだった。


境内のあちこちから京都市街や比叡山を見渡せる。
3枚の写真の内、真ん中の写真にも手前に若い桜の木が。


その他にもいろいろな雰囲気で桜が咲いていた。


この日はお天気が良かったのに、少し霞んでいて、
桜と青い空が撮れたのは、せいぜいこの程度だった。


緑色との競演も絵になっていて、ホッとする。


最後は、山道を登って行き着いた時に見た石柱案内板。
「神経痛 腰痛 祈願所」。腰をさすりながら笑ってしまった。



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