北野天満宮へ初詣


北野天満宮については、これまでに4回も載せた(こちらこちらこちらこちら)。
「絵馬」「梅の花」「師走の北野天満宮」「北野天満宮の梅苑」と書いてきたので、
今回は、北野天満宮へ初詣に行った様子をもう一度だけ書いてみようと思う。


一の鳥居には「初詣」の幟が掛かっている。

新型コロナの感染者数は急激に増えているというのに、
久しぶりに行動制限のないお正月で、大変な混みようだ。


桜門には今年の干支の兎の絵馬が掛かっている。

こんな人出を覚悟で出かけたのには訳がある。
孫が高校2年生で、来年は大学受験がある。

北野天満宮へ来ると思い出してしまう、と前にも書いたが、
息子が大学受験の時、絵馬を掛けようとして、こともあろうに落として、
言うに事欠いて「しまった、落ちた!」と大きな声で叫んでしまい、
口を押えても後の祭りだったが、でも、でも、幸いに受かったので、
その息子の娘の受験には北野天満宮へお参りするのが縁起が良いと、
みんなでお願いに出かけたのである。

来年の直前には、本人は来られないので、もう一度我々だけで
お守りをもらいに来て、送ってあげようと思っているのだが。


北野天満宮には、境内のいたるところに牛の像がある、と前にも書いた。
菅原道真公が亡くなられたのが「丑の年」の「丑の日」の「丑の刻」で、
牛の頭をなでると頭が良くなると信じられている、とも前に書いた。
頭が良くなりたいと願う人の手で磨かれピカピカに光っていた牛は、
コロナ騒動の昨今では、「牛は抗菌加工済み」との張り紙があった。


北野天満宮は学問の神様・菅原道真が祀られていることから、
受験シーズンの時期には合格祈願のたくさんの絵馬が掛けられる。
絵馬を掛ける所の賑わいぶりは、さすが、相変わらずだった。

と、これは5回目の北野天満宮なので、
初詣の様子だけで、終わりとしよう。



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