レブンアツモリソウを見に礼文島へ


稚内から約2時間の船の旅で礼文島へ着いたのが夕方の5時半頃だったが、
その足ですぐに約1時間かけて桃岩展望台遊歩道の花散策へ出かけた。
翌朝には希望者のみの5時半からの早朝散策にも早起きして参加したが、
天候が変わりやすいからということで何度もチャンスを設けてくれたようだ。

先ずは、今回の一番の目的であるレブンアツモリソウの話題から始めよう。
礼文島固有のラン科の植物で、絶滅の恐れのある希少野生植物である。
レブンアツモリソウが群生しているこの地域を保護林として保護している。


たくさんの花の中にはすでに枯れかけていたのもあったが、
今を盛りと咲いている花は実に気高い感じがした。
レブンアツモリソウは、その独特の形がおもしろい。


こんな風に、他の植物の中で負けじと美しく咲いていた。
が、自然に任せているのか他の植物の方が勢いよく伸びていて、
他の植物の勢いに負けているのではないかと思える場所もあった。


色が微妙に違って見えるのは、その時の撮れ具合にもよるが、
実は、レブンアツモリソウには微妙に違う色合いの花があるのだ。


色の違いは、都合良く2つ連れ添って咲いていたので説得力があるだろうか。


ハクサンチドリに周りを囲まれて咲いていたのもあった。


群生地への入り口には礼文町長名で募金箱が設置されていた。
盗掘する不届き者が居るようで、花の数が減っているという話で、
側に監視小屋まで建っていたのは何とも侘しい出来事ではある。

花は採らないで(盗らないで)撮るだけにとどめましょう。


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礼文島の観光と花散策へ続く



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