宇治橋上流と宇治田原町



宇治川に架かる宇治橋の傍らには紫式部像がある。
源氏物語「宇治十帖」の舞台になっているからだ。
と、以前、「未年の宇治平等院」(こちら)で書いた。


宇治橋から上流に向かって歩き出してから、
振り返って宇治橋を見たら、桜が青空に映えていた。


上流に向かって見ると、宇治川には桜見の船が。
宇治川の対岸にもきれいな桜並木が見えている。


桜が満開のこの時期は、どこでも桜を楽しめる。


宇治の氏神は宇治神社です。


隣接する宇治上神社とは対をなしているとか。


宇治川の桜並木を見納めて、次は宇治田原町へ行きます。


昨年(2018年)11月に訪ねた綴喜郡宇治田原町の正寿院(こちら)への
行き帰りに、宇治田原から利用したタクシーの運転手から言われた。
「京都市内はどこも特に中国からのたくさんの観光客で一杯でしょう。
ここは春になると見事な桜並木が見られるのに人が少なくて良いですよ。」
と、教えて下さった。春になったので、静かに楽しめる桜を見に出かけた。


「やすらぎの道」と名付けられた散策道。
確かに、歩いている人は、まばらだった。


上の写真でも気付いたかもしれないが、
散策路の隣は茶畑だった。そう、ここは宇治。
宇治といえば宇治茶。桜並木と茶畑もまた良い。
以前載せた「宇治茶の郷・和束の茶畑」(こちら
のように、一面見事な茶畑という地域とは違うが。


人もまばらで、ゆっくりと散策できた桜並木の写真で終わりましょう。


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