入笠山へは、ホテイアツモリソウとスズランを見に行ってきた。 それなのに、花より先に載せるこれは泊まったホテルの写真。 なかなかに特記すべきことのあるホテルなので特記する。 入笠山の麓にあり、ゴンドラ乗り場まで徒歩5分で行ける、 と説明にあったが、道草しながらの歩きでは15分かかった。 特記すべきは、これはオーナーご夫妻の別荘だったもので、 客用の部屋は2部屋しかなく、この日の宿泊客は我々4人だけ。 名前が「小さなホテル メゾン・ド・ビュー八ヶ岳」で、 ホテルとしては確かに小さなホテルだが、大満足だった。 |
天然木の床や家具など何とも気持ちの良い雰囲気だった。 冬は薪ストーブが焚かれるのか、ストーブも見える。 このテーブルでの食事も満足なものだった。 採れたて野菜をふんだんに使ったオリジナル料理で、 朝食には手作りのジャムに焼きたてのパン…など、おいしかった。 |
さて、結論から先に書くと、今年はやはり花が早かったようで、 ホテイアツモリソウもスズランも、見頃の時期を過ぎていた。 しかし、全くなかった訳ではなく、咲いてはいたので、念のため。 大阪と京都から、東海道新幹線と身延線と中央本線を乗り継いで富士見へ。 ここで、上記「小さなホテル メゾン・ド・ビュー八ヶ岳」に泊まったのだが、 身延山久遠寺の話は、順番が逆になるがこのページの最後で書くことにする。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
写真ではどんなに急な階段か分かり難いかもしれないが、 急な長い287段の石段を登りきれば、悟りの悦びが生ずるとか。 石段脇には、「男坂」と「女坂」の2つの迂回ルートがある。 迂回ルートは、傾斜は緩やかだが距離は長くなる。 女性陣2人は、この石段を見てすぐにこれは駄目だと悟り、 石段脇の迂回ルートである「男坂」を上がった。 友人と夫の男性陣2人は、最初この石段を上がっていたが、 石段の1段が高くてしんどい、とても駄目だと悟ったようで、 途中から、女性陣が行っていた男坂へと合流した。 しかし、この男坂とて結構傾斜があって、きつかった。 つまり、石段を登り切れなかった4人共、悟りきれなかったという訳だ。 何事も修行は厳しくて、翌日からの入笠山と車山歩きが楽に思えたか。 |