「洛陽十二支妙見巡り」については、これまでにも書いてきたが、 京都御所の紫宸殿を中心に妙見大菩薩を祀る「洛陽十二支妙見」とは、 十二支の方角にあり、十二箇所の寺院からなる霊場である。 3年前の子年には、子(鼠)の方角(北)に位置している「善行院」(こちら)を訪ねた。 一昨年は、丑(牛)の方角(北北東)に位置している「本満寺」(こちら)を訪ねた。 昨年は、寅(虎)の方角(東北東)に位置している「道入寺」(こちら)を訪ねた。 そして、卯年(兎)の今年は、東山鹿ヶ谷の「霊鑑寺」を訪ねた。 今年訪ねた「霊鑑寺」は、御所からは東に位置している。 |
この日は特別拝観日ではなく中へ入れなかったが、 ずっと先まで続いている塀の長さを見ても、 ここ霊鑑寺の広さを容易に想像できる。 それに、塀全体に5本の横線が引かれていて、 「門跡寺院」の目印である「五筋築地塀」である。 皇族が出家して住職を務めた門跡寺院の土塀の壁面に、 その証として5本の定規筋を引いたのが始まりだそうで、 5本線は最高格式を表すものとなったようだ。 |
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