善峯寺で咲くシュウメイギク



善峯寺は、2022年に「善峯寺の桜」(こちら)、2010年に「ポンポン山と善峯寺」(こちら)、
『パノラマ』の中でも、2010年に「善峯寺の日本一の松「遊龍」」(こちら)で載せてきた。

今回は、シュウメイギクの花が咲いていると聞いて見に行ってきた。
一重の白い花は楽しめたが、八重のピンクの花の見頃には早過ぎた。
10月上旬が見頃と聞いていて、上旬の10月2日に行ったのだが…。

さて、もっとたくさんのシュウメイギクの写真は後で入れるとして、
先ずは、順を追って話題性のあることから始めよう。


先ず、阪急東向日駅から出ているバスは2時間に1本しかない。
帰りに乘ったJR向日町駅までのバスも同じく2時間に1本。
2時間に1本のバスに乗って終点の「善峯寺」で降りてからも、
山門の入口まで山道を30分程歩いて登らなければならない。
車で来ると、駐車場から少し歩くだけで山門へ到着できる。
「よしみね寺」とひらがなで書かれた案内の石柱が左端に見えている。


ははーん、昔はここで馬から下りて歩いたのですね。


ははーん、現代人はここで自転車を下りて歩いたのですね。


カマキリは、ここで木から下りたのでしょうか。
大きくして見ると、カメラと目が合っています。


立派な山門の前にも中へ入ってからも何やら竹筒が目に付いて、
もちろん好奇心いっぱいの私は受付で尋ねてみましたよ。
夜間のライトアップのためだそうです。 なるほど。
竹筒には大きな穴やら小さな穴で模様が描かれていた。


シュウメイギクが咲いている場所もライトアップするようだ。


シュウメイギクの花を愛でながら階段を上がって行く。
一重の白い花と淡いピンクの花は丁度見頃だった。


池の畔でも白いシュウメイギクの花が咲いていた。
一重の白の花は見頃だったのに、まだ蕾のもあった。


ピンクの花へ行く前に、集団で咲いているのも入れておこう。


八重のピンクの花の見頃には早過ぎたと最初に書いたが、
たくさんの中には蕾に交じって咲いているのもあった。

濃いピンクの花は一重だろうか。
シュウメイギクにもいろいろな種類があるようだ。


東門から山門を経て、広い境内の一番奥にある薬師堂まで上がった。
一生懸命歩いて登り、薬師堂の前に立って、薬師堂を後ろに眺めると、
八重のシュウメイギクと京都市内の景色を一緒に見ることができる、
ということだったが、ピンクの花が咲いていると想像しましょう。
階段の両側にピンクの花は無く、申し訳なさそうに蕾のままだった。

階段の両側には八重のピンクのシュウメイギクが咲き誇り、
遠くに京都市内を見渡す、そういう写真で終わるはずだったのだが…。




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