上賀茂神社へ初詣


上賀茂神社と周辺の話題は、これまでにも何回か書いてきた。
「深泥池から上賀茂神社へ」(こちら)と、
「上賀茂のすぐき漬け」(こちら)と、
「上賀茂社家町を歩く」(こちら)。

昨年の初詣は、学問の神様・菅原道真を祀る北野天満宮へ孫の合格祈願に行ったが、
難しいと言われる学部を受けた孫娘は結局浪人することになったので、
今年の初詣は、神頼みを止めたと言いつつ上賀茂神社で密かに合格をお願いしてきた。


混雑する北野天満宮を避けたこともあるのだが、
上賀茂神社もどうしてどうして大変な人出だった。
鳥居をいくつも通って行ってもどこまでもこの通り。

写真を撮る時は、人が入らないように気を付けるが、
この日だけは、逆に人を入れて撮ったような気分だ。


余りに人で混雑した写真ばかりなので、
人が少ない景色でホッとしましょう。
こんな静かな場所だってあるのです。


「第十代目神馬 神山号」
「神馬に話しかけないで下さい」「顔にふれないで」
「ニンジンはお皿であげて下さい」などなど、
人間様への注意書きがたくさん書かれていた。


細殿(拝殿)前には立砂(盛砂とも言う)がある。
円錐状に盛られた一対の白い砂の山が目を引く。
上賀茂神社の祭神が最初に降り立った本殿の後ろの山
「神山(こうやま)」にちなんだものだそうだ。


巳年なので、ヘビの写真も入れておこう。

ヘビといえば、こんなヘビもいた。


竹細工おみくじアートの上は「巳」。
下は竹細工おみくじアート「神馬」。
たくさんのおみくじの紙が結ばれていて、
竹細工は見えないが、おみくじの形でそれと分かる。

・・・と、これで終わりたいところだが、
やはり、昨年話題の紫式部で終わりたい。


紫式部の歌碑。
紫式部が滋賀県の石山寺に参詣したのは有名で、
石山寺の紫式部像は、以下のページで載せている。
「桜を見に石山寺へ」(こちら
「石山寺の紅葉」(こちら

紫式部は上賀茂神社にも訪れていて、以下の歌を詠んでいる。
ほととぎす
声まつほどは片岡の
もりのしずくに
たちやぬれまし




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